雑記&犬記
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犬軍団の犬たちは、年齢も似たり寄ったりで、一緒に年をとってきた感じだ。若い時は一緒に遊んで、気に入らないことがあれば小さなケンカもあったらしい。でも今仲良く一緒にいる。おやつも順番を守って待つ。
その犬の気質にもよるだろうが、みんなおだやかで、子供なピースのターゲットになるのは嫌がるが、おとなしくしていれば暖かく迎え入れてくれる。これがどうやらピースに限ったことではないらしく、おおかたの犬は平気みたいなのだ。
それは、最近、ノーリードが成せる事なんじゃないかと思うようになった。
ノーリードでいる分、犬は不自由を感じず、ストレスが少ない。それがおおらかな性格に一役かっているのではないだろうか。人間を見ても犬を見ても受動的だ。決して自分から迫っていくことがない。私とピースがやって来ても、「お、また会ったな」って感じなのだ。老犬だからかもしれないが。
犬の年齢を考えれば、今ほどノーリードにうるさくない時代に生まれている。
ピースをノーリード犬にするつもりは全くないが、犬軍団の穏やかさは憧れだ。
それから、ドッグランに行っていて感じたことなのだが、ランで飼い主と遊んでいる犬より、犬同士で遊んでいる犬の方が許容量が多い気がする。他の犬や人間にやさしい気がするのだ。
ピースはけっこう平和的な犬で、激しさやケンカを好まない。遊びに関しては積極的だが、わりとどの犬にも友好的なのだ。その性格を伸ばして、人間にも犬にもやさしい犬に育てたいと思う。そのためにはどうしたらいいのか、日々考えているのだが、わからない。
ともあれ、ピースと友達になってくれてるリッキーやウィッシュボーン(どちらもジャックラッセルテリア)、クーキー(ボーダーコリー)、クロ(甲斐犬)は大人になってもずっと仲良くいられるかもしれない。めったに遊ばないけど、会うと挨拶を欠かさない犬も数頭いるが、その子たちとも仲良しでいられるかもしれない。
そんなことが嬉しい。
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やっぱりトレーナーを見るなり、一心に帰りたがる。レッスン中も、トレーナーに近づくことを極力避ける。ただ、前回前々回にあった抵抗は、今日はせず、トレーナーにはおとなしく引かれていた。
最後の今日は、今までの復習と、オイデの練習。
マテの際のオスワリは、おやつを見せても、やっぱりしなかった。仕方なく腰を押す。
この場から一刻も早く立ち去りたい感じで、集中ができてないので、マテもあまりきかない。意味を理解する余裕がない感じだ。
歩行は、トレーナーから離れて行く時はいいのだが、ターンして戻ろうとすると体を使って道をふさぐ。嫌なことはしたくない、わがままらしい。
オイデは比較的できた。なにしろトレーナーではなく、私のところへ来ればいいだけだから。
成果はこの4週間で出るものではなく、1年後2年後、いわゆる落ち着くと言われる年齢になった時に実感するだろうとのこと。もちろん、ちゃんと練習を持続していっての話。
よく言われる、2〜3年したら落ち着くわよ、という言葉は、悪い癖は悪い癖のまま落ち着くってことで、言葉にだまされて躾をちゃんとしなかったら、2〜3才になった時に困るらしい。
1才前にある反抗期と言われるものも、できてたことができなくなる、しなくなるというのではなく、それまでの飼い主との躾生活で、犬なりに知恵をつけ、これをやっても怒られないだろうことを覚え実行するだけらしい。例えば、このくらいの甘噛みじゃ叱られないもんね、と結果甘噛みが抜けない、とか。
しっかりとしたルール作りが必要で、そのルールを理解させなきゃならんのだなぁ。
また、決めたルールをついつい忘れてしまう、このくらいはいいか、今日はだるいからやめようと2〜3日続けて休む、が後々「うちの子はおバカさんで…」という言い訳に変わっていくらしい。
だはー。
トレーナーは、何度でも初級レベルのしつけ教室を受けてもいいと言っていた。飼い主のモチベーションを上げるために。なるほど。
写真は、4回の教室の修了証。試験があったら、まずもらえない修了証だ。
もう9ヵ月だよ、いったいいつから足りてなかったんだろう?
パッケージにある体重と週齢による適量を与えていたのだけど、それじゃ少ないらしいのだ。
そんなわけで、今日から徐々に増量していき、ブリーダーさんの推奨量にしていくのだ。
その推奨量とは、1食、固形フード2カップ半〜3カップ。缶詰1/4〜1/3。ミルク3〜4杯。
ちなみに今は、2カップ、1/6〜1/5、1杯だった。
全然足りてないじゃーん!! どうりで、ボルゾイにありがちな偏食に無縁、むしろ食いつきが良かったわけだ。
なんてのんきなこと言ってる場合じゃない。大丈夫かな? 成長に支障ないかな?
確かに小さいような気はしてたんだよなぁ。この3ヵ月くらいは1キロずつしか増えてなかったし。でもメスだし、一応成犬の平均値に入っていたから、こんなものかと思ってたんだよなぁ。痩せ過ぎてる感じはなかったんだけど、毎日見てるから、わかんなくなってたのかも。白は膨張色だし。もっと早く相談しとけば良かった。
注意:犬種、年齢、与えているフードによって量は違ってくると思うので、参考にはしないでください。また、これを見ている犬飼い人さん、成犬になるまでは、食事量、ブリーダーさん(もしくはペットショップ、獣医さん、フードメーカー)に相談必須です!
私がボルゾイに惚れた最たる魅力の優雅さと気品を、みんな感じているのだなぁ。
ピースが悠々と土手の上に立つと、バックの青い空と緑の芝とで、まるで外国にいるみたい、と言われる。
飼い主にはそんなふうに思えないが、ほとんど毎日会って、バッグに顔を突っ込むほどおやつも一番要求するピースを、まだそんなふうに見てくれていて、嬉しい。
でも、きちんと横について歩けているところを見た軍団員は、まだまだ遊び好きでなつっこいピースを、おとなしい違う犬みたい、とも言う。
それにしても、散歩中にもらうヤギだのヒツジだのデカイだのの言葉は聞き飽きた。
写真は、おしっこをしてしまうので、ずっと外していたキッチンマットを、もういいだろうと敷いたら、そこで寝るようになってしまったピース。
しまったことに、離れてのマテの練習をすっかり忘れていた。そばで待たせることばかりやっていた。
そんなわけで、離れてのマテの練習成果は皆無。
今回はオスワリしての離れてのマテ、脚側歩行の復習と強化。
一緒に受けてるゴールデンが30分も遅刻したので、その間はマンツーマン。ここでまたもや叱られる。
トレーナーがリードを持って引いたとたん、立ち上がってこないだと同じ抵抗をしたからだ。
やがて、この人に引かれている時は何やっても無駄と思ったのか、嫌々ながらも従う。しかし、おやつじゃオスワリもしないので、腰を押されて座らされる。座ったらほめられる。でも、怯えて尻尾は入ったまんまだし、オスワリしても体が硬直している。前脚も半折れで、震えてる感じだ。耳もねていて、最大の注意力をはらっている様子。
途中でお友達のボーダーコリーのクーキーが通ったのだが、いつもなら遊びに誘うピースも、今回ばかりはそんな余裕もなく、近寄りもしなかった。
こうしてトレーナーの指示にはかろうじて従うのだけど、私の指示には従わず、オスワリも腰を体重をかけるように強く押して無理矢理座らせる。もちろんおやつなんか見向きもしない。一度出した命令には必ず従わせなきゃいけないというが、この反復練習で、もういいよ、これ以上やりたくないよ、と弱音が出そうだった。
だけど、帰りにチビラン(と呼んでいるのだが、公園にある四方を柵と網で囲んだスペースのこと)でオイデとオスワリをやったら、おやつでちゃんと座る。アイコンタクトをすればおやつがもらえると思い始めてるので、オスワリをしない時もあったが、軽く腰を触るだけで座った。数回やったが、全部できた。緊張がほぐれたのか? なんであんなにも頑なにオスワリを拒んだんだろう?
躾は本当に悩む。オスワリしなくたって、マテができればいいじゃないか、とも思うが、躾の基本であるオスワリを入れないと、次に進めないのだろうし…。
トレーナーには、犬種柄、オスワリやフセが苦手で気分屋、ピースは頑固なところがあるけど、それを容認していては、いざという時飼い主に従わなくなってしまうと言われた。
でも、オスワリすればおやつももらえるし、ほめられることもわかっているはずだ。ただ、今オスワリしなくちゃならない理由がわからない、だけのような感じを受けた。が、それは裏を返せば、やりたくない時はやらない、ということなんだろうな。やはりどんな時にでも意味がなくても、飼い主の命令に従わなくてはいけないと思わせなくちゃならないんだろうな。
家に帰れば、家族に甘やかし過ぎだと言われた。
そういえば、トレーナーは、ピースは飼い主に本気で怒られたことがない、と言っていた。叱ったことはもちろんあるが、叱りになっていなかったのか? だけど、いけないことを叱ったら止めてるのに…。
私の接し方に、メリハリがないのかもしれない。
しつけ教室の前、ゴールデンの到着を待ってる時、お散歩でよく会う人と会った。トレーナーを前に、「うちの子も先生のおかげで、まぁまぁ良くなりました。ええ、まぁまぁ…」と、濁しながら言っていた。しつけ教室は飼い主が習うものなので、その後の飼い主の努力で犬の状態が決まる。
ピースが悪いわけではない。私ができてないためにピースが嫌な思いをするのだ。